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ウェブ進化論 [本]

梅田望夫著「ウェブ進化論」読了
面白かった。
私の捉えた要約は
サイト空間をあちら側、個人のPCをこちら側として、マイクロソフトはこちら側で大成功したが、グーグルは、あちら側で革命を起こしている。
塵も積もれば山となるが、塵を集めるコストが塵より高くつくので今迄は捨てられていた。ロングテールというらしい。今は、膨大な量を人手をかけずに集められる。(リンクのロボット型検索など)
玉石混交の中から玉を探し出し、山にするのにネットでPC(人手ではなくプログラム)を使うと低コストで情報の整理が出来る。
さらに、オープンにすることにより、善意の協力が得られ、良いテーマにはコメントやトラックバックが付いて広がり情報が淘汰され洗練されて行く。
サイトをオープンにしてAPIを開放するとWEB2.0(今はWEB1.0)の世界が展開する。
ヤフーや楽天はこちら側を囲い込む事に熱心だがこれはWEB1.0で、反対なのでは?
そこがグーグルが革命的な所だと筆者は言う。
では、物書きや新聞やテレビなどある程度情報の精度と内容が保証される世界は意味が無い?消えて行く?イエイエ、ちゃんと残ります。(NHKTVの「テレビとネット」でも同様の問題が取り上げられていた)
プログ・ウィディペキアなどが全体と個の関係で上記のコンセプトのインスタンスとして示され、さらにリンクだけでなく皆がブックマークをWEB上に公開する事により検索のヒットのランクが出来る。ユーザーはいつものように振舞っているだけで世論形成?の塵として一役買える。
若者達が、楽観主義と好奇心を持ち、新しい情報革命は緩やかに進むだろう。
これはテキスト(言葉)の世界の話で、画像や音の世界や情報の評価に人を介在させる事については、逆転もありかも。といった所でした。
私の感想
Windows95の世界でもはや化石であった私は、グーグルにはかなわんなぁ~と思いました。コンピューターは管理・被管理がない所が面白いのですが、これがネットにドンピタはまります。
さらに広がるネットの世界に、何とか付いていって楽しめたら良いな~、気軽に好奇心と行動力を塵ほど表現していきたいものです。逆引き検索(自分の鼻歌から曲名やアーティストが見つけられるような、花の写真から植物図鑑が引けるような)が出来たら便利だろうと思いますが、これは所謂パターン認識?
何を言っているのか良く分からない事と思いますが、余裕のある方は、一読をオススメです。


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