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播磨灘物語 [本]

今年の大河ドラマで岡田君の黒田官兵衛が始まった。
何も知らないので、何か読んでみようと思い立った。
お正月に「のぼうの城」キンドル版がスイスイ読めたのでいい気になっていた。
ドラマの原作も分からず、適当なキンドル版も探せず、結局、司馬遼太郎の「播磨灘物語」を図書館で借りてきた。
これが何とも骨が折れた。なかなか進まないのだ。
結局2カ月弱かかってやっと読了。
昨日はまだ中国大返し天王山を読んでいた。

兵庫県、中国地方は土地勘がない。
地図帳とネットと首っ引きで読んだ。
そういえば、40年も昔、大阪の友人宅へ遊びに行った時、中国自動車道ができたからと、小野市、三木市へ連れて行ってくれた。
あまり記憶はないが、今で言う里山の風景に「普通名詞の”ふるさと”みたいな所」との感想を持った。
そしたら、そんな童謡の作者の碑があったので、自分の勘?にまんざらでもと思った記憶だけ。
後にヨルダンで彼の地の人の思う普通名詞の”ふるさと”に接し、子供のころ絵本で見た聖書物語のキリストさま磔の場所は、日本で言う河原などの荒涼とした場所だと思っていたが、そうではなく”ふるさと”の原風景かもと思ったことなど、横道にそれながら、楽しみながら、やっと読了。

古田の血を引くご先祖様が明治維新の時に博多黒田藩の家老職にあったとか聞いていたが、高山右近と中川清秀の所で古田織部が出てきた。
司馬官兵衛では天王山までで、後は秀吉は三成などの官吏を重用し官兵衛も秀吉から離れた。
気が乗らない朝鮮出兵と関ヶ原時に九州で活動する事に少しふれただけですぐ終わる。

それにしても、人が良く動く。心も動く。商業・流通・貿易・・・米から貨幣へ
生き生きとした時代だったようだ。
司馬官兵衛は合理主義精神を持ったクールな黒田官兵衛となっているが、大河ドラマの官兵衛はどのように成功して行くのだろうか?

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selybar

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by selybar (2014-03-11 18:31) 

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