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そうだ、西安へ行こう! 空海 [地歴]

ずいぶん間が開いてしまった。
この間に、孫が一人生まれて3人の孫の婆になり、横山光輝作漫画「三国志演義」全30巻を読み、高村薫著「空海」を読み、別件で角田文子著「閔妃暗殺」を読んで神戸旅行に連れて行ってもらい、秋になったら真ん中の孫が川崎病で入院し、母乳しか飲んだ事のない下の孫に哺乳瓶で水分だけでもと四苦八苦し、、、やっと日常生活に戻れたと思ったらもうお正月になっていた。
忘れないうちに、書いておかなくては。


空海は、遣唐使として大陸へ渡ったが、2年ほどで帰国した。
ゆかりの青龍寺(日本の信徒さんが後年に再建)と大興善寺(現役のお寺)を回った。

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昔、司馬遼太郎の「空海の風景」を読んだだけだが、テレビでも周年特集などで取り上げられ、スーパーマン?イケメンで、天才で、数々の所謂宗教上の奇蹟を起こし、、、神格化された弘法大師と思っていた。
この旅から帰り、高村薫著「空海」を読んでみた。

半年くらいで恵果に認められ、後継者として中国仏教界のトップへ?
言葉は通じるの?これも奇蹟?くらいにぼんやり思っていたのだが、今なら分かる。
当時は、今の英語のように漢文を使って勉強していたのだ。今、日本でしっかり勉強して例えばハーバード大学へ留学して首席卒業はありえる。
きっとそんな風にして、当時の法相宗を修めたのだろう。

あっさりと帰国している。

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三葉の松の木もあった。

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巨大な法具

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高野山を拓いて、俗な言い方だが、偉いお坊さまに違いない。
舟が難破して流れ着いた海岸から西安までの簡単ではない道のりをテレビで見た。

最澄しかり、その後に続く高僧達、日本人としての自分が誇りにしたい。


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mwainfo

本年もよろしくお願いいたします。空海ゆかりの西安、いいところに行かれましたね。「最澄しかり、その後に続く高僧達、日本人としての自分が誇りにしたい」同感です。
by mwainfo (2020-02-15 18:19) 

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