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孫の誕生 [家族]

1月に、二人目となる孫が誕生した。
最初の孫は女児で体重もやっと2600gできゃしゃだったが成長して4月には小学生、今度は男児で3600gとシッカリしている。
婆バカだが、ありがたく嬉しい。
しっかり母乳を飲み、ママも慣れていて上手に育って行きそうだ。
婆の方は、6年の間に身体・頭・心 全てが衰えてきている。
姉と弟の兄弟となり、気を付けてお守りしなくてはと、あらためて決心したところだ。

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一人目の孫の誕生の記事は
http://selybar.blog.so-net.ne.jp/2011-02-07
今読むと、自分が元気だったなと思う。

それでも、自分でできる事は何でもして、平和で健康で希望の未来にしていかなくてはとの想いを強くした。










ベトナム戦争を知らない子供達 [地歴]

帰宅後、残っていた電気工事などを済ませた。

11月に入り、楽しみにしていた激安ベトナム旅行「ダナン・フエ・ホイアンの旅」へ出かけた。
いずれも北爆のニュースでよく目にしていた地名だった。
現ホーチミン(旧サイゴン)へ行った時には行けなかった。

ダナンから古都フエへ
今はハイヴァン峠 ではなくトンネルが出来て便利になった様だ。

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古都といっても1902年〜1945年に、グエン王朝があった。
そんなに古い話ではなかった。
廟は大理石造りというけれど、
アンコールワットの様に、(亜)熱帯モンスーン?で早くも黒い遺跡になっている。

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街中にあるホーチミン氏の卒業した高等学校が見学コースとなっていた。
フエ大学は京都大学の様な存在らしく、落ち着いた街だった。

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川の上流のお寺を見学した。禅宗らしかった。

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王宮があった。1945年までフランス統治下で機能していた。
2重のお濠に囲まれた内部は、戦争の跡が残った壁以外は破壊されていた。
一つずつ復元している所らしい。
日本で普通に戦争中にとか、空襲でとか言うと70年前の太平洋戦争を指すが、ベトナムでは40年前のベトナム戦争を指す。

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市場とスーパーマーケットにも行き、念願の編笠を購入し、早速被り始めた。
これに天秤棒を担げば、ベトナムのお婆さんの出来上がり。
ホテルもランクが上がった。

翌日はホイアンへ移動した。
途中、ベトナム縦断列車と並走した。
3時間に1本しか走らないので、見かけたらラッキーという事らしい。

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ホイアンは、40年も前に茶道で黄交趾とか紫交趾とかを知り、この地からの到来物と知ってから、ずっと興味を持っていた。
ルソン助左衛門?茶屋次郎四郎?がこの地との交易をしていたと。
行ってみれば、確かに数10年の差だとは思うが、この地は越南・中国・日本だけだった。
東インド会社もフランスも気配がなかった。
1600年が関ヶ原、1602年が最初の株式会社の東インド会社だったはず。

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日本橋の先に日本人街があった。

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夜は、色とりどりのランタンで楽しんだ。

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さすがにお米が一年に2回、3回採れる所、米が採れないから蕎麦が名産ではなく、色々なフォーなど米の粉で作られている。
スープは値段で旨味が違う。
バナナの花のスープ

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3泊食事付きで、添乗員は30代のフエ大学で日本語を学んだ好青年。
ベトナムの戦争を知らない子供達も働き盛り、頼もしい。
戦争を知らない子供達とは日本では我々団塊の世代だが、ベトナムの戦争を知らない子供達は、団塊の世代の子供達と同じ世代、一代進んでいる。

シンチャオ(万能挨拶)
カムオン(ありがとう)
ゴン(美味しい)
を覚えた。

1975年に初めてロンドンへ行った時には、街中に高齢者が多いと思ったが、
ご近所は今、老人ばかり。「イギリス病」ではなく「日本病」か。

日本は敗戦の戦後であっても高度成長期にはこんな風に見えた事だろうが、
ベトナムは戦勝後で若い人たちが多く、真面目で将来が楽しみだ。


ロワール国盗り物語 [地歴]

ナントからトゥールへSNCFで移動した。
ナントからTGVでルマン(自動車レースで有名?)、乗り換えてトゥールへ、朝霧の中、森や畑の中を列車は走った。
子供の頃見た映画「わんぱく戦争?」で裸の子供達はこんな森の中にいたような気がした。

トゥールも素敵な街だった。

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ここをベースに2日間、ロワール古城の見学に出かけた。
たくさんのお城が残っている。
いずれも、外からは川や堀のある堅固な城郭で、入ると中庭を囲み、たくさんの塔のある建物となり、さらに庭園やブドウ畑などもあったりする。

庭園が見事で、野菜畑もあるヴィランドリー城

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眠れる森の美女を着想したというユッセ城

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庭園で一位の実を味見したランジェ城

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ブドウ畑の向こうの古城

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霧の中にそびえるアンボワーズ城

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ランチを頂いたシュノンソー城

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猟犬が犬舎にたくさんいたシュヴェルニー城

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広い国立公園となっている大きなシャンポール城

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他にも色々たくさんのシャトーが残っているようだった。

戦国時代、岐阜、尾張、駿河、甲州、信州、関東、、、国盗り物語があった。
西洋史は分かっていないのだが、ヨーロッパでも国盗り物語が展開されていたようだ。
オルレアンのジャンヌダルクはイギリス軍を破った。
日本とはスケールが違う?
でも、よく考えたら、後に秀吉が朝鮮出兵した事と同じ?
もしかすると荒唐無稽な事でもなくヘゲモニーを考えるなら、そうなる?

・・・

シュノンソー城の帰り道、何だか良い香り。
アプローチ道路に沿う用水の向こうに、一面野生のシクラメンが咲いている。
シクラメンの香りがするの?ご存知の方は教えて下さいませ。

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TGVでパリまで出て、2泊した。
オペラ座のバックステージツアーでオケ付きのバレエのリハ−サルを見学した。
豪華な建築を堪能し高い天井を見上げ、ふと私達には2畳台目の茶室にもコスモスの時空があるのだと気が付いた。

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翌朝、宴会をしたシャルルドゴールからアムステルダム経由で成田に帰国した。
食事は、とこでも全て美味しく、パンも全て美味しかった。
豊かな農業国でさすが美食の国。
無事に帰宅できてお疲れ様でした。


ナント茶会2 [茶道]

茶会の会場は、エルドル川というロワールの支流の中ノ島ヴェルサイユ島にある日本庭園の中にあるMaison de l'Erdreというナント市の施設

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こちらで、裏千家の抹茶と松風流の煎茶のコラボレーション茶会が開かれた。
250人もの市民の方が、お客様として来て下さり盛会だった。

茶会の様子はこちらから

日本からパリやナントに移り住んでいる日本の女性の方達や、フランス人で日本で暮らした日本通の方達やインターナショナルに活躍している若い青年達に助けられ、それぞれの文化を尊敬しながら興味深い交流が楽しかった。
ナントの市民の方達も、老若男女幅広く興味を持って下さっているようだった。

ナント出身のナポレオンの将軍ピエール・カンブロンヌ?の家で歓迎会を開いて下さった。

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旅のミッションを盛会に終え、次はお楽しみのロワール古城巡りへ。


ナント茶会1 [茶道]

ソウルから帰宅後、翌週には春から予定のナント茶会のお手伝いにフランスへ出かけた。
茶道具など荷物もあり、羽田からの夜行便で夜明けのシャルルドゴールへ。(フィンランド上空ではオーロラが見えた)
乗り継ぎ便を待つ間、朝食宴会してナント・アトランティック空港へ到着。
岐阜からの方などは、ご自宅を出てから、30時間位かかった様だ。

ナントはロワール川の河口近くにあり、世界史に出てくるらしいが、大西洋への出発地としてしか知らなかった。
ネットで調べたら、アフリカからの奴隷の三角貿易で財を成した街だと知った。
今は、どんな産業がありますか?と尋ねたら、エアバスの工場とトヨタの工場があるとの事、製造業の街らしい。
お城や大聖堂など中世からの街並みにトラムが走る暮らしやすそうな街だ。

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ブルターニュ公爵城
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フランスでも古いパッサージュもある。
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市内見学が終わり、いよいよ茶会の準備が始まる。
続く

ソウル2016秋 [家族]

台風が次々に来て、9月末にやっとリフォームの目処がついた。
細かい仕上げは後回しで、あちこち約束していた旅行に出た。
まずは、秋恒例の娘と孫とのソウル行から。

今年は年長さんになった孫と妊婦さんと3人の旅なので、滞在も短く、民宿やお風呂はやめてインターコンチネンタルホテルに泊まり隣のCOEXで遊ぶゆるーいスケジュールとした。
ヒトの事は言えない、私も上の子の手を引いて、下の子を妊娠中に夫の赴任先であるヨルダンまで南回りで出かけた前科がある。

地下鉄を降りると、私の様なハルモニお婆ちゃん達がゾロゾロとエスカレーターを上る。
駅名となっている「奉恩寺」は丁度秋の例大祭?まるで4の日の巣鴨のようだった。

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お気に入りのK-POPスターを楽しみに、SMタウンとかSUM CAFEとかに出かけて行った。

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ホテルに戻ると、早速、テレビの歌謡番組のK-POPの放送で、、本日発売でSUM CAFEの地下売店で買ったばかりのディスクを手に母娘で踊っている。

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東大門に出かけたり、王様の猟場であったという「ソウルの森」に出かけたりして遊んだ。

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美味しかったのは、セリがたくさん入った鱈のお鍋だった。

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来年は小学生と赤ちゃんで旅行どころでは無いハズ、思い切って出かけ、3人で無事に帰宅できた。
出かけて良かった。

芸術の秋 [友達]

8月1日から9月30日まで2ヶ月間、リフォーム工事で身動きができなかった。
あと20年、下手すると30年も生きてしまうかもしれない。
台所のガスコンロも騙して使っている、雨が漏ることもある、、、
どう考えても、このままでは済まないので、躯体の補修と、中は一人暮らしで使う部分だけダウンサイジングした。
次々に台風が来て遅れたり、疲れた。
やっと目処がついた。

そんな中、切符を頂いて国立劇場で文楽を見せてもらった。
プログラムは『通し狂言 一谷嫰軍記』『寿式三番叟』
古文がまるでダメだったので教養不足だが、演台のすぐ前の最高の席で、太棹も義太夫も雨上がりのせいかビュンビュンと聞こえた。
赤い形見の…のくだりでは、太夫のアドリブで「広島カープ!」と聞こえた様な、、、近松の時代の小屋ではさもありなん。
平家物語が当たり前の教養としてあって、どの部分をどの様に取り上げた物語にしていくのか面白かった。
人形も、すっとその世界に入っていけた。
それにしても、高校の時に先生が「日本人の教養を教えます」とおっしゃっていたが、不勉強で身についていなかった!!!

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そして、昨夜、目黒の庭園美術館で「惑星共鳴装置」というパフォーマンスを見せてもらった。
夕焼け空が残る頃から1時間、アールデコの旧朝香宮邸のお庭やテラスなど色々な場所に同時進行的に音楽・ダンス・映像・演劇…
目に耳に心地よいとは言えない程の強さ。
夫とインスタレーションというのは見た事があったが、人が演じるのはパフォーマンスと言うらしい。
人の動きを見れば、インスタレーションは単なる装置。

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スターウォーズに出てきそうなキャラクターもいた。

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不思議な体験だった。

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近所の学校の生垣が金木犀だった。




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行田行 [地歴]

imarinさんのブログでいつも拝見している「さきたま古墳」に憧れ続け、やっと念願を果たした。
桜の時期は短く逃してしまったが、古代蓮は今だ!
7/18海の日に、妹が付き合ってくれて、出かける事ができた。
出足も遅く行田駅に着いたのは10時過ぎ、荒川と利根川に挟まれた関東平野の真ん中は、暑かった。

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大賀ハスとは違うらしいが、1000年以上も前の種子が発芽する事の生命の神秘!凄い!
日が高く昇ってしまっていたので、逆光で葉脈や木陰が涼しげだった。

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そして、古墳へGO!
昔、銘文の彫られた鉄剣が出たニュースで「さきたま古墳」を知っていたが、imarinブログでおなじみの丸墓山古墳は、石田三成が忍城水攻めの時に、采配を取った所と「のぼうの城」で読んだ。
このアプローチ、登ってみれば、遥かに忍城を望み、辺りは水郷の風情、高い所は古墳しかない。
手こずっている間に、小田原城が陥落してという話だったような?
何れにしても、すごく古くから人間が住み続けてきた土地で、いろいろな勢力の攻防があった所らしい。
imarinさん、ありがとうございます。

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続けて、忍城へ回り、見学した。
中は、きれいな博物館になっていて、エアコンも効き、一息ついた。
上田城も忍城も、扮装した「おもてなし隊?」が楽しませてくれていた。

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シャトルバスは乗るたびに料金がかかるので、路線バスで吹上駅へ出て、初めての上野東京ラインに乗って帰宅した。
一人では、中々出かけられなかったが、付き合ってくれる人がいて、楽しい1日となった。
感謝!

シャトルバスについて、フリー切符にして欲しいと行田市観光協会へメールしたら、数日で意見を今後に生かすとお返事をもらえて、好印象となった。


今年もありがとう! [花]

雨上がりの朝に、頂いた朝顔が咲き始めた。
今年は、どんな色の花かしらと楽しみにしているが、まずは「団十郎」からの様だ。
毎年、ありがとうございます。
夏の朝の楽しみができました。

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荒れ放題の狭い庭の枝を少し払った。
そういえば、今年は万年青が数粒結実していた。
穂?は出ても、実がつかずに消えてゆくことが多いのだが、実がつく年には家族の数が変わるのだ。
5月ごろから、もしやホームの母が弱ってしまうのか?と誰にも言えずに少し気がかりだった。
でも、良いニュースが飛び込んできた。
来年に、二人目の孫が生まれる予定と。
良かった。
早いもので、最初の孫は来春にはもう小学生! 早くもランドセルの予約とか。
婆は嬉しい悲鳴をあげたい気分です。


過ぎ行く日々 [日記・雑感]

しばらくブログをサボっていた。
5月は、夫の10年祭の法事をして、子供達が集まってくれた。
そして、今年もアイスバーグが良く咲いた。

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何もしないでいても、毎日が過ぎてゆく。

6月初め、釧路の旧友が担任の先生と一緒に上京し、軽井沢でクラス会があった。
皆、賑やかにすごした。 
先生もお元気!

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家内を片付けなくては、リフォームでお尻に火がついている。
保育園のお迎えのお手伝いをしている赤ちゃんが、ドンドン大きくなり、ハイハイが始まった。

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らっきょうを漬け、来週は梅を漬けよう。