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北京行(故宮) [旅]

いよいよ故宮へ
まず、全景を見るべく北側の景山公園へ

上から見ると

でかい!広い!

何枚ものコンデジ写真を合成したら、お濠が湾曲してしまった。
まだ、入りきっていない。

景山より南.jpg


遠く南方がかすんで見える。
「天平の甍」は唐の長安だったけれど、皇帝にだけ許される黄瑠璃の瑠璃瓦の建築が一体何棟あるのか?


手前の門は北側の神武門、奥(裏)から正面方向へ向かった。

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青い額(満州文字)は漢民族ではなかったが書を能くした愛新覚羅溥傑
大理石の額は郭沫若の筆とか

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瑠璃瓦
一番奥には、お庭もあり遊び場になっていたようだ。

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城内の大通り。左右は、たくさんの建物群、ここを多くの人達が通ったことだろう。
役人・軍人・召使い・・・宦官や纏足の女性群
式典・執務・科挙の試験・・・皇帝の暮らしを支える諸々そして大奥も?
密談もあった事だろう。逢引だって。

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そして太和殿へ

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「ラストエンペラー」の広い前庭いっぱいに額ずく兵隊?のシーンを思い出していた。

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皇帝の御印 龍

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トドラーの溥儀がよじ登ったり滑り降りたりしていた玉座が見えるかしら?

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玉座への階段の段通が赤い

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この広い空間を、どのように暖房していたのだろうか?


正面の午門から退出した。
向こうは天安門方面

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話には聞いていたが、百聞は一見に如かずで、このスケール感が中華思想の皇帝の力を感じさせる。
広くて色々な人が住む大きな国を治める秦の始皇帝の中央集権システムと、清朝の眠れる獅子と言われた頃までの中国と(坂の上の雲の影響?)、共産党の現中国と、群雄割拠時代を除けば基本同じシステムかもしれないと思った。
度量衡と時間を皇帝が管理するために、太和殿の東西両翼に嘉量と日時計がある。

ベトナムでは、ガイドさんの話の端々にホーチミン教育を受けた誇り?が分かるような言葉が出てきていたが、中国のガイドさんは、もっと営業熱心で共産教育は感じさせなかった。でも、惜しいかな、お客様のニーズに応えかゆい所に手が届く接客には今一歩の所にある様に見えた。でも、それも時間の問題だ。

そして、確かにこれは世界遺産だ!
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コメント 6

ハゲアメリカーノ

おっしゃtる通り!
中国の接客サービスに課題があります。日本のおもてなしの心を、顧客第一主義を、理解してもらいたいと日夜考えてます(^^;
by ハゲアメリカーノ (2009-12-23 20:50) 

お好み焼き屋のおばちゃん

スケールの大きさを感じますね、ラストエンペラーのジョンローンは良かった!!(笑)
by お好み焼き屋のおばちゃん (2009-12-23 22:28) 

junko

ホント、大っき~ですね~!
さすが、中国!
日本の痒いところに手が届くサービスに、フレキシビリティが加われば、
鬼に金棒ですのにね~。
by junko (2009-12-24 21:54) 

こうちゃん

素敵なクリスマスを。
by こうちゃん (2009-12-24 23:13) 

こぎん

これは行って体感しないと大きさや圧倒され感は分らないかもですね。
なんたったて、国土が日本とは比較にならないですもんね。
接客は・・・中華街でご飯食べても・・・怒られている気がしますもん^^;
by こぎん (2009-12-25 07:18) 

selybar

xml_xslさま>
niceをありがとうございます。

shinさま>
niceをありがとうございます。

アメリカーノさま>
日本も昔は、薄利多売のお商売は「安かろう、悪かろう」と言われた事もあったようですね。
信用を得るには時間がかかります。

おばちゃま>
昨夜遅くまで、「ラストエンペラー」を見てしまいました。
アラカンになった今見ると、また、色々思いがあり、何と私の祖母と1歳違いと判明して、歴史上の人物が身近な存在になりました。

ぼんぼんぼちぼちさま>
niceをありがとうございます。

junkoさま>
スケールの大きな国です。

こうちゃんさま>
たくさんのお写真を拝見できて、ありがとうございました。
お元気で、ご活躍を楽しみにしております。

こぎんさま>
何回も通いたい国です。
by selybar (2009-12-26 18:28) 

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