北の丸公園 [東京散歩]
お花見がてら、近代美術館の楽焼「茶碗の中の宇宙」展へ出かけた。
長次郎から代々、15世当代、そして次期当主までの作品が見られた。
利休さん、この茶碗でお茶を点てたのかしら?
銘「大黒」から始まる一連の長次郎の黒楽は、ざらつきの少ないキメの肌が鈍く光り、思っていたより華奢で、あたりの良さそうな口つくり、形も生地の厚みもしっくりくる。
赤楽も、それぞれに楽焼の肌だった。
筒茶碗も素敵だった。
こんなんで、利休さんと長次郎さん一人一客の夜咄?良いなぁ。
行きつ戻りつ、しゃがんだり覗き込んだり比べながら、ある黒楽茶碗の前へ立った。
銘「面影」と見た途端に、なぜか涙が溢れてきた。
立ち尽くし動けず、涙が流れ、頭も痛い?
思いがけない自分の反応に、椅子に腰掛け、しばし休憩。
物語が頭の中を巡る。
物が残っていれば、時空を超えて想いを共有できる。
これが偲ぶという事。
私の中で一番の茶碗となった。
my桜、my銀杏など本当は自分の物ではないが、ご近所などの心にかかるそれぞれがある。
物語と共にmy茶碗となった。
落ち着いた後、十五代吉左衛門までの代々の作品を見た。
当代の作品は多くあったが、どうしても用・美と見てしまうので、作品としては面白いのだろうが、飲みやすいだろうか?点てやすいだろうか?という目で見ると、何だかなぁ〜と思ってしまう。
時も場所も忘れ、我に帰り外に出ると眩しい春の午後だった。
そのまま人の流れに乗り千鳥ヶ淵へ
人出は多いが、花は未だ5分咲きまでも開いていないようだ。
これで満開宣言が出てる?
ここまで来たら、靖国神社の標本木をチェックしなくてはと、向かった。
この桜はご老体、東京の他のソメイヨシノの開花状況とずれている。
気象庁が百葉箱を北の丸公園へ移したと聞いているので、その近くのソメイヨシノを標本木にすべし!
楽しい春の一日だった。
長次郎から代々、15世当代、そして次期当主までの作品が見られた。
利休さん、この茶碗でお茶を点てたのかしら?
銘「大黒」から始まる一連の長次郎の黒楽は、ざらつきの少ないキメの肌が鈍く光り、思っていたより華奢で、あたりの良さそうな口つくり、形も生地の厚みもしっくりくる。
赤楽も、それぞれに楽焼の肌だった。
筒茶碗も素敵だった。
こんなんで、利休さんと長次郎さん一人一客の夜咄?良いなぁ。
行きつ戻りつ、しゃがんだり覗き込んだり比べながら、ある黒楽茶碗の前へ立った。
銘「面影」と見た途端に、なぜか涙が溢れてきた。
立ち尽くし動けず、涙が流れ、頭も痛い?
思いがけない自分の反応に、椅子に腰掛け、しばし休憩。
物語が頭の中を巡る。
物が残っていれば、時空を超えて想いを共有できる。
これが偲ぶという事。
私の中で一番の茶碗となった。
my桜、my銀杏など本当は自分の物ではないが、ご近所などの心にかかるそれぞれがある。
物語と共にmy茶碗となった。
落ち着いた後、十五代吉左衛門までの代々の作品を見た。
当代の作品は多くあったが、どうしても用・美と見てしまうので、作品としては面白いのだろうが、飲みやすいだろうか?点てやすいだろうか?という目で見ると、何だかなぁ〜と思ってしまう。
時も場所も忘れ、我に帰り外に出ると眩しい春の午後だった。
そのまま人の流れに乗り千鳥ヶ淵へ
人出は多いが、花は未だ5分咲きまでも開いていないようだ。
これで満開宣言が出てる?
ここまで来たら、靖国神社の標本木をチェックしなくてはと、向かった。
この桜はご老体、東京の他のソメイヨシノの開花状況とずれている。
気象庁が百葉箱を北の丸公園へ移したと聞いているので、その近くのソメイヨシノを標本木にすべし!
楽しい春の一日だった。
2017-04-04 00:16
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皆様のご訪問の証として、ナイス欄を再開いたします。 皆様のブログへの訪問は、相変わりませず継続いたします。 よろしくお願いいたします。
by mwainfo (2017-04-26 21:52)
@ミックさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
鉄腕原子さま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
contaさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
よしころんさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
ぼんぼちぼちぼちさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
kazushiさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
ロスさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。
mwainfoさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
by selybar (2017-05-04 22:18)