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募金 [日記・雑感]

3・11が巡り1年経った。

昨年は生まれたばかりだった孫も、今年は募金箱に募金できるまでに成長した。

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娘曰く、毎年3/11には、「お母さんは、なっちゃんを抱っこしてテーブルの下にもぐって、家が潰れたらなっちゃんを道路工事のおじさんにお願いします!って頼もうと思いながら長い揺れが治まるのをまっていたの」「迷子札も何も用意がなく、後でこの赤ちゃんが誰なのかを分かってもらえるのか心配だったの」と話す事だろうと。

震災後の1年、お手伝いとして何もできないでいるが、毎月ささやかな募金を続けている。
これは自分の心身が健康でいる間は続けて行こうと思う。

募金と言えば、もう30年ほども昔、お産後に初めて読んだ本が犬養道子著「人間の大地」だった。
南北問題、食料・資源・エネルギーと難民について書かれていたと思う。
難民キャンプで何が欲しいか? 水・粉ミルク・毛布なども必要だが、小さなボール1個で良いから子供が楽しくなるものが必要と。なぜなら次の世代の子供達に希望が一番必要だからと。
それを読んで、母乳が足りなくなった時に、安心して粉ミルクを飲ませられる国で子育てができる幸福を感謝した。
夫が単身赴任中で一人で2人の子育てをしながら何もアクションが取れないでいて、何ができるか考えた。
毎月パンしか食べない日(おかず無し)を設けるとか、色々あったが、募金する事にした。
この本に、ボランティア(自発的)の意味と、募金は気まぐれな100万円より毎年確実にあてにできる1万円を10年間するのが尊いといった意味の事が書かれていた。
毎年の子供達のお誕生日に、祖父母から十分なプレゼントをもらうので、我々両親からは次の世代の為の地球環境という事で「UNHCRみどり1本」への募金をしていた。パンフレットが送られてくる。

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この募金は、下の子が成人するまで続けた。
ちょうどその頃、夫の闘病が始まったので、送金は終わった。
しかし、今年送られて来たパンフレットを見ながら、「孫のなっちゃんの為に続けよう」と思った。
これも、自分の心身が健康でいる間は続けて行こうと思う。

私の場合は、エコではなく完全にエゴなのだ。
環境の為のリサイクルではなく、家族の将来が少しでも困らないようにのリサイクルや募金なのだ。
人口が増え続けている国の人達は一生懸命なのが良く分かる。

少しずつでも数と時間をかければ、塵も積もれば山となるはずなので、ボランティアの塵(お話をうかがうとか、マフラーを編むとか)を集めるサポーターの仕組みができたら良いなと思っているばかりだ。

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モニターの上の友人の水引の作品
西にタイガーズ、東にドラゴンズとそれぞれ私と妹の還暦の干支、感謝!

ミニカレンダーの友人もいつも感謝!

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selybar

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by selybar (2012-04-03 22:00) 

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