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祈り [思い出]

アルジェリアでのテロに巻き込まれた日本人達が全員帰国した。
生きて帰った方、亡くなった方、それぞれお疲れ様でした。さぞや無念であった事でしょう。

30年近く前、夫がヨルダンに単身赴任していた事を思い出していた。
ベイルート市内が4分割されていたすぐ後だったし、イラン・イラク戦争中で、アカバ港に陸揚げされた物資をヨルダン国内をコンボイトラックで運んでイラクへ入れていた。
行き道は道路が傷んで波打っていたが、帰り道は平らな舗装のままだった。
ガソリンはマメに給油して備え、何処から攻められたら何処へ逃げると頭の隅で考えていたようだった。
誰にも話した事はなかったが、私は夫が帰ってこない可能性について0ではないと、どこかで覚悟していた。当時はハイジャックなどもあった。
子供の幼稚園にあった澤地久枝さんの「滄海よ眠れ」を読み、究極の単身赴任は戦場へ赴く兵隊さんだと思った。
イラクのクウェート侵攻で人質になった方達もいた。

今度のアルジェリアでのテロで変わっていないと思い知った。
日本人は宗教が無く中東では嫌われていないと聞いていたが、排他的なテロリストに理性は通じないようだ。

自分に何が出来るか?
まずは震災の時と同様、日々の果たすべき事をしっかり努めて行く事だ。
そして、少しでもいいから気になる事を考えよう、それが祈りの形となるのならその様に。
忘れてしまわない様に粘り強く。

初詣に小さい者達の将来が希望に満ち平和で穏やかになる様明治神宮へ参拝した

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