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シリコンバレー&グランドキャニオン1 [旅]

夫が亡くなってから、少しずつ巡礼の旅をしている。
「年をとったら、ヨルダンへ行ってJUSTを見てこようね」と約束していたが、果たせずに逝ってしまった。
JUSTとは
Jordan University of Science and Technology
今の私にはヨルダンへの巡礼が楽しみなミッションとなっている。
30年たったJUSTを見学し、エルサレムへも行き(死海のほとりまでしか行けなかったので)、ペトラも?
ローマの遺跡のジェラシと十字軍の城跡のアジュルーンは連れて行ってもらったのだが。
しかし、シリア情勢があまりにも悪いタイミングだ。
そしてJUSTはシリアとの国境近くにある。
難民さんが流入している事だろう。
不要不急の婆の旅はやめておかねば。迷惑と心配をかけるばかりだ。

それにしても、当時Kingフセインという立派な王様だったが、夫が「どうしてJUSTを建築なさろうと思われたのですか?」とお尋ねしたら、
"For the future generation "とお答えになったと聞いた。
google earthで見ると、付属病院(大学とほぼ同時に建築が進んでいた)が付いた広大なキャンパスに樹木も育っているようだ。
新しい道路が首都アンマンから通り、病院の前に大きなインターチェンジが見える。
教育は確かに次世代の為のものだが、今となっては、この大学は城そのものだ。
どんな勢力も、JUSTを攻撃は出来ない。
シリアとの国境近くに作ったこの施設が、人を育てるだけでなく、国を守っている様に見える。
アラビアのロレンスと渡り合い生き残った王様の孫であるKingフセインが聖君(韓国ドラマの見過ぎ?)に思えて来た。

と前振りが長くなったが、その他家庭の事情もあり、ヨルダンはやめてトラブルの少なそうなアメリカに出かけてみようかと思った。
ニューヨークとナイアガラは友人に頼んであるので、プランを立てたら声をかけてくれるはず。

ジョブズさんは亡くなってしまったが、同時代を生きたコンピュータの世界に少しは居た人間として、シリコンバレーへ行ってみたいとずっと思っていた。
アメリカは、公共交通が? 車がないと行きたい所へ行かれない様な気がしていた。
レンタカーしてドライブする度胸も腕もないし、ネットで見つけたツアーに参加する事にした。
せっかく西海岸まで行くのだからと欲張って、グランドキャニオンへも行って来ましたツアーする事にした。
さあ、修学旅行のひとり旅だ。
「歴史と文化のない所はつまらないから行かない」という夫とは元気だったとしても決して来る事のない旅のはずだった。

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成田発羽田着で1週間、最近自信をなくしてフラフラしているが、一人でやれるかな?

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selybar

contaさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。

imarinさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。

mwinfoさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。

よしころんさま>ご訪問&nice! ありがとうございます。

by selybar (2013-12-31 08:28) 

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