空の巣症候群

「どうしてる？淋しくない？」心配して、皆さんが聞いてくださる。
「楽してる！」
最近のもっぱらの会話だ。

「去年は、みんな良くやってたね！」
「爺が実家に居て、婆が毎食ハンバーグをつぶしたり、コロッケをつぶしたりして、レトルトの流動食と一緒に食べさせていたね。食後の服薬が大変だったね。ヘルパーさんが来る日、看護婦さんが来る日、通院の日、週末の土曜日には婆自身が整形へ通院したいので爺と留守番に行ったり、・・・ただでさえ、人が多く出入りする家だから・・・」
「朝が早い娘を6時に送り出し、仕事にも出かけ、台湾やフランスへ旅行までして・・・」

それを思うと、本当に楽になった。
そして、何もしなくなった。
せっかく時間ができたのだから、やりたい事をやり、出かけたい所へ出掛け、食べたい物を食べなどすれば良いものを、ナカナカお神輿が上がらないのだ。
眠い、いくらでも眠い、今年は涼しくて楽だから良く眠れるのだろうか？

それとも、これが空の巣症候群というモノなのか？
淋しいという事なのだろうか？
夫が亡くなった時に比べ（比べるのもオコガマシイが）何と軽い事か！

まあ、ボチボチ行きましょう。
やりたい事、行きたい所は増えるばかりなのだが。

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コメント 4

娘を嫁に出すと気が抜けちゃいますが、孫が出来るまでの、ほんのわずかの自由時間ですよね・・・（笑）楽しみましょう！！
by お好み焼き屋のおばちゃん (2009-09-08 23:10) 

私は石津謙介先生の「人生四毛作」なる言葉が大好きです。
やりたい事、行きたいところ・・・・・こらからです。
クロゼットに並ぶスーツを眺めながら、背広症候群になっているところです。
人生はいろいろあるから面白いのです。（＾＾；
by ハゲアメリカーノ (2009-09-09 21:31) 

フランス旅行とか・・・羨ましい～～！　でしたよ～。

休息期・・・そんな時もありますね～。
今年の天候もよくないかも・・・？　けっこう低気圧に影響されるタイプです。
でも、気にかけてくださるお友達がいらっしゃるし、そのうち活動期に入るときが来ると思います。

by こぎん (2009-09-10 08:18) 

おばちゃま＞
ボチボチ、楽しみます!
先輩、よろしく！

ハゲアメリカーノさま＞
もう１５年以上昔、青南小学校の近くで何度か石津先生をお見かけしました。綿ギャバのコートでステッキを持ってお散歩？年を取られていましたが、眼鏡でわかりました。

こぎんさま＞
人生のタイミングって、不思議ですね。
いつも、ありがとうございます。
by selybar (2009-09-22 22:49)