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シリコンバレー&グランドキャニオン4 [旅]

慌ただしく午前中が過ぎた。
Computer History Museum でランチして見学した。

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3/4世紀もない歴史だが、算盤から展示してあり、一応数千年の歴史と言う事にしてあった。


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ENIACからメインフレームそしてスパコン、あるいはpdp-10/11,マッキントッシュ、、、、
今では使われなくなったパンチカードや磁気テープなどの懐かしい装置などもあった。

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ソフトについては、プログラミング言語の系統樹が描いてあり、FORTRANから始まっていた。
アセンブラは言語に分類されていないようだった。
中程にC言語がある。
卒業して40年以上経つ、これらの展示の半分以上の時間だ!

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そういえば1972-73頃、BASICをTSS(time sharing system)で使っていたなぁ〜
TELEXの端末を使って・・・
今のcloudとおんなじ?
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私はコンピューターの化石みたいなものだ。
修学旅行にふさわしい見学となった。

その後、google村でアンドロイドの写真を撮った。

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最後が、Infinite Loop 1 番地にある Appleへ行って、見学が終了した。

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3〜4階建ての決して高い建物ではなく、派手な建物でもないが、緑の多い町に建つ沢山の企業があった。
NASAもあった。
まるで世界中のパソコンの画面から、ブラウザでクリックする度に1円、カード番号を入力する度に10%、と明るくて静かで自由なこの街に富が吸い上げられているように感じた。
すました顔で、音もなく富を蓄積する新しいビジネスモデル。
この雰囲気で営業部隊もシリコンバレーにいるの?
きっとcreativeな最前線ではstay hungry, stay foolish なのだろうが。

サンフランシスコに戻ると、twitterがちょうどこの日が株式公開日だった。
泊まっていたホテルの一つおいて隣の建物がtwitterだったので、黄昏空を背景に写真を撮った。

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満員電車での通勤、冷えすぎるマシン室、残業続き、、、とは少し違うようだが
ここから、新しい産業が生まれたのだ!!!

余談だが、お天気がよい所なのに、ローカルな自転車は見たが、バイクが少ない。
皆、自動車で移動している。

シリコンバレー&グランドキャニオン3 [旅]

いよいよ、シリコンバレーへのツアー日となった。
昔ボストンのベル研究所やMITなどへ見学に行った時代があったようだ。
その後シリコンバレーで次々にクリエイティブな事が生まれて来たのだ。
行く前に参考にしたのは下記のページ
http://www.maroon.dti.ne.jp/koten-kairo/works/siliconvalley/siliconvalley_start.html
http://www.computerhistory.org

私と同年輩のガイドさんが迎えに来てくれた。
一回り若い同行者がもう一人いらした。

サンフランシスコから南下してサンノゼ方向へ。
フリーウェイから見るとOracle,Microsoftをはじめセキュリティソフトの会社やネットワークスの会社や聞いた事がある様な会社の建物が次々に現れる。
NASAの巨大な風洞実験室が広い敷地に建っている。


まずは、素敵な住宅街の中のhpガレージ

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広々としたスタンフォード大学のキャンパス

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インテル

インテルには intel museum という展示スペースがあり、子供達の為の教育プログラムが用意されていた。

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「自分の名前を2進法で表示してみよう」なんてね。

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子供達のグループが、チューターの説明を受けていた。
良い取り組みだなーと思い、プログラムのリストをもらって来た。
子供達は操作はすぐに覚え達者に使うが、ブラックボックスのままでなく原理を分かってほしい。そして楽しんでほしい。
東京でこの様な所があれば、ボランティアで手伝いたい。(子どもの城もクローズとか)

スタンフォードのキャンパスとintelでは中国の若者達がバスで見学に来ていた。

だだっ広いパーツ屋さんの量販店へも連れて行ってくれた。

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次はYAHOO!へ  入れるのは小さな売店だけ

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続く

シリコンバレー&グランドキャニオン2 [旅]

夕方成田を出発して、同じ日の午前中にサンフランシスコへ到着した。
早速街へ出てみた。

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明るい穏やかな日差しの中、シビックセンターではファーマーズマーケットが開かれていた。
にぎやかな人出があった。
結構車椅子が多い。
おばあさんが乗って押してもらっていたが、多くは自走している。
わー、元気!と思った時、ドキンと胸を衝かれた。
今の日本では決して見る事のない気色なのだった。
私は平和ボケの老人天国?の日本人なのだと思い知った。
女性だし少し高齢者になりかかってはいるが、この人達には譲らなくてはと思った。
35年前に訪れた時には、ベトナム戦争の後で、もっと生々しかったはずだが、何も覚えていない。
パック旅行で観光バスに閉じ込められ、観光地だけをを巡っていたから?
アメリカなのだ。

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Appleストアへ行ってみた。渋谷などのお店と同じ様な感じ。
ショッピングセンターにMicrosoftショップがあったので、何を売っているのだろうと行ってみるとSurfaceを売っていた。

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NIKEへ行ってみた。
孫のスニーカーを見た。
ベビー、トドラー、インファントから大人サイズまで、ひも靴が多い。
日本の様に、1日に何回も靴を脱着しないから?
マジックテープ留めでないと、一人で脱着できないので、サイズがあるのは黒とピンクの2モデルだけ。
ピンクの16cmをお土産にした。


シリコンバレー&グランドキャニオン1 [旅]

夫が亡くなってから、少しずつ巡礼の旅をしている。
「年をとったら、ヨルダンへ行ってJUSTを見てこようね」と約束していたが、果たせずに逝ってしまった。
JUSTとは
Jordan University of Science and Technology
今の私にはヨルダンへの巡礼が楽しみなミッションとなっている。
30年たったJUSTを見学し、エルサレムへも行き(死海のほとりまでしか行けなかったので)、ペトラも?
ローマの遺跡のジェラシと十字軍の城跡のアジュルーンは連れて行ってもらったのだが。
しかし、シリア情勢があまりにも悪いタイミングだ。
そしてJUSTはシリアとの国境近くにある。
難民さんが流入している事だろう。
不要不急の婆の旅はやめておかねば。迷惑と心配をかけるばかりだ。

それにしても、当時Kingフセインという立派な王様だったが、夫が「どうしてJUSTを建築なさろうと思われたのですか?」とお尋ねしたら、
"For the future generation "とお答えになったと聞いた。
google earthで見ると、付属病院(大学とほぼ同時に建築が進んでいた)が付いた広大なキャンパスに樹木も育っているようだ。
新しい道路が首都アンマンから通り、病院の前に大きなインターチェンジが見える。
教育は確かに次世代の為のものだが、今となっては、この大学は城そのものだ。
どんな勢力も、JUSTを攻撃は出来ない。
シリアとの国境近くに作ったこの施設が、人を育てるだけでなく、国を守っている様に見える。
アラビアのロレンスと渡り合い生き残った王様の孫であるKingフセインが聖君(韓国ドラマの見過ぎ?)に思えて来た。

と前振りが長くなったが、その他家庭の事情もあり、ヨルダンはやめてトラブルの少なそうなアメリカに出かけてみようかと思った。
ニューヨークとナイアガラは友人に頼んであるので、プランを立てたら声をかけてくれるはず。

ジョブズさんは亡くなってしまったが、同時代を生きたコンピュータの世界に少しは居た人間として、シリコンバレーへ行ってみたいとずっと思っていた。
アメリカは、公共交通が? 車がないと行きたい所へ行かれない様な気がしていた。
レンタカーしてドライブする度胸も腕もないし、ネットで見つけたツアーに参加する事にした。
せっかく西海岸まで行くのだからと欲張って、グランドキャニオンへも行って来ましたツアーする事にした。
さあ、修学旅行のひとり旅だ。
「歴史と文化のない所はつまらないから行かない」という夫とは元気だったとしても決して来る事のない旅のはずだった。

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成田発羽田着で1週間、最近自信をなくしてフラフラしているが、一人でやれるかな?

ご来光と室堂展望台 [旅]

お天気に恵まれ、大観峰までご来光を見に連れて行ってもらった。

日の出前、眼下は黒部湖

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山の端から漏れ出るチンダル現象

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そして日の出

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元気のよい方は、朝一番で雄山まで登りご来光を見るのだろうが、婆が二人では遭難の恐れがある。
入浴、朝食後に室堂展望台まで登ってみた。

天気は上々の山日和、小松が近いせいか飛行機雲が青空に美しい。
雪渓もまだ残っている。
登りは結構なアルバイトだったが、吹き上げる涼風が気持ちよい。

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立山から劔御前へ向かう稜線を歩く人影も見える。

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行き交う人に励まされ、雲の出る前に、展望台まで着く事が出来た。
この旅の到達最高点だ。
槍から大キレット穂高まで見えた。

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下りは時間に押され、足元だけを見ながら降りて、お昼のシロエビかき揚げ丼を頂き下山した。

日本海も穏やかで、能登半島や佐渡島?が見えていた。

長年憧れていた場所への良い旅だった。
家族や皆様に感謝。

室堂の花 [旅]

夏の終わりの花がまだ残っていた。

雨後のチングルマの穂
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同行の妹がハンドルネームにするくらい愛しい吾亦紅
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白くて可愛い実
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コバイケソウの立派な種
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トリカブト
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イワイチョウの草紅葉が始まっていた
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次週の台風で、きっと一面秋の気配になったに違いないが、夏の残花の風情が夕映えに名残惜しかった。
明朝はご来光に恵まれます様に!!!

室堂 [旅]

室堂に着く頃にはお天気が回復し、夕方の散策が素晴らしかった。
立山(雄山、大汝山、富士の折立)から劔御前まで、そしてその向こうに劔岳。

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そして、大日岳、富山平野は雲海。

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夕日の当たっている所が明るい。

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40年前の山小屋しか知らない私は、ホテル立山へ宿泊と聞き、夜のトイレのためにLEDのヘッドランプをまず購入した。
行ってビックリ!
さすが立山、冷たいお水と電気は豊富で、ホテル立山はツインのお部屋にウォッシュレットのトイレが設備してあり(暖房便座がありがたかった)、大浴場も完備、行った事はないけれどヨーロッパの山岳リゾートってこんな感じ?という至れり尽くせりのホテルだった。
夕食には、富山名物白エビのお造りも付く豪華さ。
一歩も登らずに、2450mこの快適さ!

お花もまだ咲いており、草紅葉はイワイチョウが黄葉してきていた。(これは次回に)

夜は、満天の星空観察会で久しぶりの天の川を見られた。
富山の夜景もきれいだった。
天気に恵まれ、私ではなく同行者達の日頃の行いに感謝!!!


黒部立山 [旅]

台風が襲来し、日本列島大変でした。

1週間前、妹が誘ってくれてはじめて黒部立山へ出かけた。
扇沢から黒部ダム、雨降りだったが、よくこの急峻な谷へ入りダムを造ったものだと改めて感心した。
子供の頃、「黒部の太陽」と言う映画を見た気がする。
電源開発用の道路、トンネル、トロリーバス、、、関西電力のダムだが中部地方にかかっている。
そうだった、日本はこの様な建造物を造り生活を便利にして来たのだった。
ダム、橋梁、道路、トンネルなどいわゆる土木分野は、今では新幹線などもバラマキ?と悪口を言われている気がするが、豊かになったからこその悪口なのだ。
子供の頃の、頼もしい力強さ、スゴイ!と驚く憧れはどこへ行ったのか?
単純だけれどすっきりとして気持ちが良いのだ。
原発を必死に研究していたに違いないが、まだ原発は実用化されていなく日本の特性を生かした水力発電に力が入っていた。電気は貯められないので揚水発電したりして・・・
人口が減少して行く高齢化社会ではメンテナンスだけで大変な重荷になってしまっているのだろうか?
鉄道網、道路網、本四架橋、津軽海峡トンネルなど、志を持って企画し、設計し、施工し、完成させて来た。
そして今、国としての志は何だろう?
何だか難しいが、黒四を造った人達に福島の状況はどう映るのか?
水と空気はつながっている地球上で、時間がかかる抱え込んだ核エネルギー(廃棄物を含め)の安全な放出をどうするのか、全力で人間の叡智を絞らなくてはいけない。
宮崎駿監督が言っていらした
「あたうる限りの力を尽くして生きる!」
「子供達に、この世は生きるに値するものだと言う事を伝えたい」と言う言葉が心に沁みる。

登るにつれて気温がどんどん下がって来た。
トロリーバスに感心しながらぼんやりとしているうちに一歩も自分の足で登らずに、2450m室堂へ着いた。

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秋の修学旅行(ソウル観光) [旅]

東京も、今日は猿蓑の時雨模様だ。
万里の長城で遭難があった時だったので、ソウルも雨が続き寒かった。

市内観光へ出かけた。

李朝の二つの古宮に挟まれた北村韓屋村エリアへ行った。
この辺りは、両班の役人たちが住まっていたそうだ。
坂道ばかりだ。
瓦屋根、中庭、オンドル、障子、縁台・・・
江戸城へ登城するが、こちらでは昌徳宮へ入宮する?

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この近くの「冬のソナタ」のロケ地の中央高校へも行ってみた。
私はこのドラマを見てないが、知る人ぞ知る所らしい。

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ロープウェイで南山に上った。
山全体、紅葉がきれいだった。
ソウルタワーにも上り、妹がソウルで一番高いポストからカードを投函した。
こちらも、いろいろなドラマに登場するらしい。

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そして極め付きが、昌徳宮の後苑だった。
あらかじめネットで日本語見学申し込みをしておいたので、滑り込みで間に合った。
王様のお庭で、紅葉が雨にぬれて美しかった。
この見学の時だけ、傘をささないでいられた。

正祖イ・サンの作った建築やチャングムが撮影された場所、遠くに成均館の望める辺などが、山あり谷ありの地形に合わせて展開し、散策の場所となっていたようだ。
北京の故宮とは趣が全く違う。
国民の暮らしを考える聖君であったり、科挙であったり、権力闘争であったり、あるいは幸せな王様の家族であったり、お妃達の切磋琢磨であったり・・・
京都が東京になった様なソウルの歴史を垣間見た思いがした。

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日暮れも早く、お別れの時となった。
静かで、人のいない後苑で、雨にぬれて黒い幹の森と美しい紅葉が心に沁みた。

中国も韓国も親しい国になっている。
皆が平和で幸福になれるようになりますように!
修学旅行 終わり

秋の修学旅行(ソウル食べ物) [旅]

旅の目的の一つ、美味しいものを食べたい!
ご飯がお箸で食べられる所なので、大抵は美味しく食べられる。

仁寺洞の「山村」の精進料理と百歳酒で還暦のお祝いをした。
果実酒から韓菓とゆず茶まで、すごい品数だった。

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朝はお粥、明洞でアワビ粥と牡蠣のお粥が美味しかった。

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昼は、念願の「カンジャンケジャン」を頂いた。
美味しかった。

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夜は神仙ソルロンタンにした。
店内はすごく混み合っていた。
リーズナブルで美味しく頂いた。

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翌朝は、お宿近くの食堂で、キンパとカルグクス(海の幸辛み抜き)を頂いた。
キンパはテイクアウトのお客様も多くいた。
働いているおばちゃん達が手早く元気で親切だった。
一人分コーヒー1杯と同額だった。

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お昼は仁寺洞まで急ぎ、全州ビビンパを頂き、韓食を堪能した。

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ロッテデパートの地下でキムチをお土産に買った。
カンジャンケジャンに白ワインか冷酒、いや燗酒も美味しそうだ。
食の経験も広がった。


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