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夜の蝉しぐれ/8月の薔薇 [日記・雑感]

22:00過ぎ川崎の団地の一角の木立の下、すごい蝉しぐれの中を歩いた。
等々力でも、夜に短くジジーッと蝉の声がする事があるが、一斉に鳴く夜半の蝉しぐれに出合うのは初めて?とにかく珍しい体験だった。

子供の頃父の任地の九州で、夏の夜は暑いので夕食後、散歩に出るのだが、夏休みの始まり頃はウルサイ程の蛙の声だが、夏休みも終わる頃になると、いつの間にか虫の声になっているのだった。
そんな所でも、夜半に蝉しぐれを聞いた覚えはない。

さらに、庭のヘリテージが、咲いている。
これは、お礼肥えを間違えたのかもしれないが、連日の35℃の中、咲いている。
やっぱり、うだる暑さの中では似合わない。(早朝の写真)

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夜行性の蝉が多いのだろうか?
バラも熱帯気候に適応中なのだろうか?

チョット不思議?

テレビ友の会 [日記・雑感]

母がアルツハイマーとなりホームへ入居して1年が経った。
最近はお習字・手芸・歌などを楽しんで暮らし落ち着いている。
ボンボン作りやパッチワークなどでホーム内での存在感も確立したようだ。

昨年の今頃、ホームへ連れて来られて訳が分からなくなって、夜中に歩き廻り「ここは京都だから名古屋へ帰るには新幹線の切符をどこで買えるのか?」などと言っていたのが嘘の様に、現状の認識ができている。
今なら、少し?の発言でも歳相応と思えるくらいで済んでいる。
昨年母の事で、お父様がホームに入居なさっている友人に相談した時
「会いに行けなかったら、電話でも良いからお母さんと会話をしてあげて」と助言を頂いた。
兄弟で、せっせと会いに行き、従姉妹(母にとっては姪にあたる)まで動員して電話もかけた。
元気になれて本当に良かった。

そして、神戸の震災で高齢の方のお話を伺うボランティアをなさった友人に、
「ホームでご一緒の多くの方達が皆さんそれぞれの人生を生きていらして、訳が分からなくなってしまうと、どんなにお話を聞きたくても、もうその方の人生を伺う事ができないことが、なんてもったいない事か気が付いた」とお話したりしたのだった。

少子高齢化の日本、高齢者のお話が資源の少ない日本の財産かもしれない。
かつて団塊の世代として、「資源の少ない日本では人材しか資源が無い」と教育に力が入った。
その懐かしい教育ママ達が後期高齢者となっている。

そして、私は最近某放送局のコールセンターでパートタイムの仕事を始めた。
日本中からお電話がある。
震災で被災なさった方、高齢で一人暮らしの方など色々な暮らしの方々がお電話を下さる。

ご高齢の方は、必ずと言ってよいほど「年寄りだから、テレビしか楽しみが無くて」とおっしゃる。
分かります、母もそうでした。
朝、起床して淋しいから時計代わりにテレビを付け、寝るまで付けている。
もし、一人暮らしなら誰かが会話の相手をできないだろうか?
電話で良いなら、お話を聞くだけの事ができないだろうか?
それで、認知症が少しでも減るのなら何かできないだろうか?

スカイプなら無料?自宅でできる?
テレビがお友達の高齢者の「テレビ友の会」を作って、お名前も預からずに、電話番号だけ預かって
「テレビ友の会の会員さんとお話したい」とお電話してみたらどうだろう?
「そちらのお天気はどうですか?」「面白かった番組は何ですか?」
何でも良いが、どんな会話にも人間味は出るものだから、人生の先輩のお話は為になる事だろう。
そんなボランティアの仕組みができたら良いなと夢見る今日この頃だが、詐欺と間違えられるのがオチかな?

「明日は我が身」なのだが。


チャリティ Tシャツ [日記・雑感]

娘からTシャツのプレゼントをもらった。

ZOZOTOWNのチャリティTシャツだった。
1枚2100円で、2000円は義援金になり、100円は消費税と言う事だ。

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背中には、協力企業680社の名前が

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私達も、ただ1000円を募金箱に入れるのではなく
例えば
その1000円でカードを実費で作り「がんばろう日本!」とかの主旨をいれて、
カード代金を募金すると言う事で誰かに買って頂き(ここが一番難しそうだが)、
その売上を募金箱に入れる方が、同じ1000円でも意味がある気がする。
カードであれば、持ち主が又誰かに差し上げる事になるはずだし、なるべく多くの人の手に渡る事が、多くの人の心を通る事になる様な気がするのだが・・・
ペットの名刺とかオリジナルカレンダーを作ったら、誰か買って下さらないかな?
時期的には、暑中見舞いカードかな?節電カードでも良いし、仲間と相談してみようかな。
自分のできる事をしてみよう。





年々歳々 [日記・雑感]

「年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず」
毎年、桜の頃に思い出すフレーズだが、今年はひとしおの想いがある。

季節を忘れずに咲く桜花に、励まされる思いだ。

人の世が変わる事に胸潰れ心震え
それでも草木が変わらず芽吹く事がありがたい。

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父が赴任していた石巻や勿来も壊滅的、テレビではロール紙がたくさん泥水の中に浸かっていた。
日和山や松島のマツクイ虫の話など、今は昔。
いだましい!(痛ましいだけでなくもったいないの意味もあったはず)

余裕なく、落ち着かない毎日を過ごしているうちに、それでも季節は進み
気が付けば芽吹き、蕾が上がり、花も咲く。

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そして今日はまた、「花に嵐」の例え通りに、東京では満開のソメイヨシノに嵐となった。

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原発が心配だ。
情報をすべて公開して、世界中に「すいません、どうか知恵を貸して下さい、力を貸して下さい!」
と頭を下げるのがトップのはずだが、頼りない政治だ。
そんな日本らしく、庶民は被災地でも、背後からの応援地でも、しなやかに我慢強くそれぞれができる事をして真面目に勤勉に知恵と力を出し合って行こうとしている。

皆、節電を心掛けるだけで、随分省エネのようだ。我が家も節電中。
募金箱も設けた。
リハビリパンツと尿取りパッドをひと組ずつビニール袋に詰めて、マジックで応援メッセージを書いて、段ボール一杯都庁に送った。
使われる方も、お世話なさる方もお大事に!

幸い、平和に恵まれて戦争を知らない世代としてこれまでやって来れた。
震災からの復興は、そんな自分世代に課せられたやるべき事だと覚悟を決めて、残された人生を過ごしたい。






祈り [日記・雑感]

大変な地震と津波が起こりました。

被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

どうぞ皆様や周りの方達は、ご無事でいらっしゃいます事と信じております。
東京でも、電気や電車など安心して通常の生活ができない状態です。

余震が治まり、一人でも多くの方が助かりますよう、祈っております。
原発も心配です。惨事をくい止めるべく、人智を尽くしてほしいと祈ります。

今は、祈るだけ、
そして節電しながら日々の通常の業務をしっかり果たしていく事が、私の「日本人を頑張る」事です。

募金等、できる事から始めてみます。

西日本では収穫も生産も変わりなく行われている事でしょう。
信じて祈る毎日です。

やっとブログ更新の気持ちになりました。




晴耕雨読 [日記・雑感]

遊び歩いていたが、日常が戻って来た。
久しぶりに静かな雨の週末だった。

暑い間は台所で火を使いたくなかったが、秋になり、花豆を炊きながら
ほったらかしにしてあったパッチワークのパイピングの準備に取りかかった。
友人が説明して下さった、筒型からのバイアステープの作り方を試し、おもしろい様にできた。感謝!

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北海道の友人は秋鮭の親子を捌いてクール便で届けて下さった。これも感謝!

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明日ももう1日お休み、静かな秋の夜が更けてゆく。
何故かとても幸せな1日だった。

タロウがいなくなり、中途半端なまま庭もほったらかし、晴れたら草取りや掃除をしなくては。
明日は晴れそう!

韓流 [日記・雑感]

昨年の夏、里中満智子さんの作品に出合い、少女漫画の世界を垣間見た。
なるほど!・・・このツボにハマるのかと。

そして、今、遅まきながら韓流に出会った。
韓流スターさんのファンである知人がいて、サイワールドでリュウ・シヲンの動画や画像を楽しんでいらっしゃる。
母は、チャングム以来韓流だけでなく中国物のテレビ時代劇を楽しみにしていた。
自分でお裁縫をする人なので、衣裳にとても興味があるようだった。
娘は、ハングルをかじり韓流の今時の若者達のドラマを良く見ていた。
でも、私はかろうじて大河ドラマの筋を追う程度で、連続ドラマを楽しむ余裕がなかった。

先日、午後帰宅してテレビのチャンネルを回していたら、何だか見覚えがある場所のシーンが・・・
これって、娘が言っていた「コーヒープリンス」の再放送?
娘に付き合ってしかもインターネットの配信で最終回のほんの一部しか見ていないのだが・・・
そうだった。
その後、何回か見る機会があった。
と言うより、その時間に家に居れば、思わずテレビを見ている自分に少し驚いていた。
これって、韓流にハマってるって事?

ヒロインのウンチャン、素直でけなげで可愛かった。これはハッピーエンドのおとぎ話らしい。
悪い人は誰も出てこなくて、分かり易く安心して楽しめる。
京都がそのまま東京になったようなソウルの南山のドライブウェイもステキ。
話のキッカケが分からない???

ネットで探したら、1回目だけ配信してくれていた。
週末の夜に見て、こうやって主人公達が出会ったのだと分かった。
さらに、知人のご贔屓のスターさんのドラマなども配信されていた。
何気なく再生すると・・・女優さん達はそれぞれ個性的で素敵だし、イケメン達が色々なタイプ揃っているし、何より一生懸命で前向きな感じがした。(元気の良かった一昔前の日本の感じなのかな?)
次から次へと続き、ウトウトしながら再生が続き、気が付くと外が明るくなりかけていた。
ヤバイ!私、完全に韓流に捕まった!

プレミア・リーグやセリエAの放送時間に韓流のネット配信を見るなんて自分でも信じられないと思ったが一晩だけでこれはおしまいになった。
韓流にハマる気持が、イケメンの若者を素直に応援したくなるオバサンの気持ちが、チョット分かった気がする。
1回読み切りの刑事モノ以外はあまり見ないので良くは分からないが、私にとって心の闇とか暗い話もある日本のドラマはエンターテイメントには難しいのだ。
随分と流行遅れだが、遅まきながら世間が又少し広がったかな。

夕焼けも、やわらかくなって来た。

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母のホームへの訪問も、1日おきで大丈夫になり、「龍馬さん」を楽しみに見ている様だ。
「蒼穹の昴」を日本語吹き替えで秋から放送するらしいので、今度はきっと最後まで楽しんでもらえると思う。
字が読めなくなり、変な字しか書けなくなっていた母が、しっかりとメモ日記を付け始めた。
気が付けば、カレンダーが分かる様に戻っていて行事がメモってある。
地図で自分の居る所が分かって、納得安心したようだ。
環境にも慣れてきて、行事のプログラムを心待ちにしているようだ。
柔軟な適応力に脱帽!
そして再びの介護認定の手続き時期となり、役所からの書類が転送されて来た。
大変だった6カ月が過ぎようとしている。


残暑 [日記・雑感]

残暑お見舞い申し上げます。

暑い毎日が続く。
子供の頃は、暑い日には夕方になると積乱雲ができて夕立が来たものだった。
今年は、雨が降らない!
それでも、風が出てきてしのぎやすくなって来た。
陽射しの中に、風の乾きの中に、わずかでも夏の衰えを探す毎日だ。

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夏休み [日記・雑感]

友人のご好意で、長らく借りっぱなしになっていた「1Q84」を読了した。
見えない老眼をこすりながら、せっせと読まないと3冊は大変だった。
フィクションの物語を読むのは、スゴイ久しぶり、長々ありがとうございました。

今週は、「北山修先生の最後の講義」4回シリーズの放送があり毎晩視聴した。
分かりやすい授業で、精神分析のツボを伝えていた。(言葉で仕事をする心構えというか)
今日の午後は、「北山修さよならコンサート」の放送があった。
唄いながら、楽しく昔を思い出していた。

「帰って来たヨッパライ」
あれは、高校3年生の冬休み受験勉強の真っ最中に、麻雀をするとかで、大きいお兄さんのいる友人宅へ集った時の事だった。
二階へ上がって行くと、レコードがかかっていた。
「これ知ってる?」
「何?」
「フォーク・クルセダーズ、今、流行っているの」
聞いたら一度で覚えてしまう。

私は麻雀はできないし、男子が既に卓を囲んでいた。
どのような時間を過ごしたのか、全く覚えていないが、フォークルと出合った事だけはしっかり記憶している。

受験時の自分のテーマソングは「ケメ子の歌」だったが、入学後「イムジン河」、「悲しくてやりきれない」などは何故か、くそ真面目で不器用でいつまでかかってもできない物理実験や化学実験の思い出と共にある。
そのうちに、全共闘の季節に入り、大学は封鎖され、自分も変わって行った?

アルフィー坂崎幸之助、杉田二郎、アンコールには南こうせつも入り、堪能した。
杉田二郎さんは、子供達の通った幼稚園の歌を作って下さった。
25年も昔になる。

南青山の北山研究所のサイコセラピスト賀陽先生には、お世話になった。

精神分析も作詞も、言葉を使って心の仕事をなさって来た事が良く分かる。
北山先生、心から感謝です。

今週は元スタッフ達にも会う機会があった。
皆、元気に頑張って、素晴らしい成長をして、生き生きとお仕事している様子、どうぞ、良いお仕事をなさって下さい。

母も少しずつホームに慣れて来た様だ。
日々の懸案事項が、だんだんと当たり前の日常となり、
読書、テレビと心の向くままに時間を過ごす余裕が、ちょっと贅沢な夏休み気分!

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好みをご存じの到来物、ありがたや、これも贅沢な夏休み!
心して味わいます。

福寿康寧 [日記・雑感]

あけましておめでとうございます。

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北京で手に入れた色紙、さすが書の国。
誰にとっても「福寿康寧」な一年でありますように。

そして、今年も友人の心のこもった「正月牡丹」が開花した。
毎年、感謝です。

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とってもシノワズリな更新から2010年のスタートとなった。
昨年は、お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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